wolframsのブログ

金融関係の仕事をしています。読んだ本や雑感などつらつらと書いていこうかと思います。

四季報を買った

今期の四季報を買ってみた。

 

どういう株を買うのかは、その人のとる戦略次第だと思う。

自分は個人投資で余剰資産をのんびり回していくだけなので、基本的に株を短期で売っていくことは考えていない。

そうなってくると、投資先に対して考えることはほとんど銀行の与信審査のように、対象企業の信用になってくると思う。

 

一期のPLの派手さやプレスリリースへの反応は、短期売買を考えている人には大切だろう。だけど、長く企業の決算書を読めば読むほど数期のPLに安定性がないことは明らかだろう。

特に、コロナの影響で多くの企業は業績が明らかに悪化している中、PLに頼った投資はあまりうまくいかないように思う。

もちろんBSだけ良くても企業としての将来に価値が見出せなければ株価は上昇しない。だけど、安定感のあるBSと、将来的に上がり目のある企業活動の組み合わせがあるならば、その企業にはベットする価値はあるのかなと考えている。